弥生会計オンライン・やよいの青色申告オンラインはこんなクラウド会計ソフト

弥生会計オンライン

本記事の内容は古くなっておりますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。

サービス名 弥生会計オンライン
やよいの青色申告オンライン
月額料金 個人:年8,000円〜, 法人:年26,000円〜
対応OS Windows, mac, iOS, Android

弥生会計はこんなソフト

  • 圧倒的なサポート力
  • 経理に詳しければセルフプランで安上がり(個人用)
  • アプリでも経理業務ができる

このページでは弥生会計オンラインとやよいの青色申告オンラインを扱います。

弥生会計オンラインは法人会計用、やよいの青色申告オンラインは個人の確定申告用のクラウド会計ソフトです。

本来、弥生会計と言ったらインストール版の弥生会計19のことになりますが、この2つのクラウド会計ソフトの機能や操作性はだいたい同じなので、このページでは「弥生オンライン」と表記させていただきます。

弥生オンラインのここが凄い!

会計ソフトと言えば弥生というほど知名度が高い会計ソフトメーカーです。
弥生オンラインの凄いところをピックアップします。

圧倒的なサポート力

freeeやマネーフォワードクラウドがクラウド会計ソフトを世に出してからしばらくして、弥生もクラウド会計をリリースしました。

後発ですが会計業務のサポートは他社の比較にならないほど長くやってきておりノウハウも積んでいるのでしょう。

サポートの方法

他のクラウド会計でもある、電話、メール、チャットを使ったサポートはもちろんのこと、弥生オンラインは画面共有サポートというものがあります。

画面共有サポートとは、ユーザーが操作している画面をオペレーターと共有して同じ画面から操作などを案内してくれるサポートです。

これは電話やメール、チャットよりわかりやすいはずです。

電話やチャット、画面共有サポートの受付時間は土・日・祝日および弥生の休業日を除いた9:30~12:00/13:00~17:30です。

サポート内容

さらに驚きなのは、サポート内容です。

freeeやマネーフォワードではソフトの操作は教えてくれますが、経理業務についてはサポート対象外ですが、弥生オンラインは大丈夫です。

仕訳や経理業務の相談、消費税改正業務相談、マイナンバー相談までサポートしてくれます。

これはもはや経理コンサルタントです。
経理や確定申告のことがわからなくても、個人事業主でしたら税理士に依頼すること無く確定申告ができてしまうのではないでしょうか。


圧倒的なサポートですが、サポートを受けられるのは個人も法人もベーシックプランのみです。

セルフプランはメールサポートすらありません。弥生オンラインを使うメリットを十分に活かすならベーシックプラン一択です。

(法人はセルフプランでも最初の2ヶ月は初期サポートとして、チャットサポート以外は受けられます。)

個人のセルフプランはとにかく安い

法人用の弥生会計オンラインはセルフプランでも年額26,000円なので月額換算で2,166円なのでfreeeのミニマムプランより高いのですが、個人の確定申告用のやよいの青色申告オンラインのセルフプランは年額8,000円、月額換算すると666円でfreeeのスタータープランより安く使えます。

さらに1年目は無料なので最初の2年間にかかる実質料金は月額換算すると333円です。料金比較で勝負したら驚異的です。

経理や確定申告について人を頼ること無くできる方や、会計ソフトの操作も含めてなんでも相談できる税理士がいる方はセルフプランでもいいのではないでしょうか。

弥生オンラインのここがイマイチ

弥生にも銀行やクレジットカードの取引明細を取り込む機能はあります。

スマート取引取込という機能なのですが、freeeやマネーフォワードクラウドと比べるとまだ対応しているところが少ないです。

またスマート取引取込機能はインストール版とクラウド版があります。現在のところクラウド版よりインストール版の方が対応している機関が多いです。

そして、インストール版はWindows専用なのでmacユーザーは使えません

対応金融機関は弥生のホームページで全て確認できますので、お使いの銀行やクレジットカードが対応しているかご確認ください。

以前使った時に不満だった点

2014年の10月頃にレビューのために、やよいの青色申告オンラインを試用したことがあります。

その当時感じた不満点を書き残しておきますので、これから弥生会計オンラインややよいの青色申告オンラインを使い始める方は以下の点を確認してみてはいかがでしょうか?

2014年10月頃は製品がリリースされて間もない頃だったので改善されている可能性が高いです。

動作が重たい

クラウド型会計ソフトはインストール型よりも動作が遅いのは確かなのですが、それにしてもあまりにも重たすぎました。

マネーフォワードクラウドやfreeeは、せっかちな私でもストレスを感じることはあまりありません。しかし、弥生オンラインは画面の切り替わりの度にけっこう待たされます。

取引データの自動取得については、外部のウェブサービスを経由するからかわかりませんが、他の会計ソフトよりもデータの取得に時間がかかりました。

(※当時はZaimなどの外部サービスを経由して取り込む方式のため遅かったのですが、現在はスマート取引取込があるのでそのスピードをご確認ください。)

勘定科目を快適に入力できない

勘定科目の自動振り分けが完璧なら問題ないのですが、自分で選択しなければならないことも多々あります。

その必要がある取引は勘定科目の欄に「(選択してください)」と入力されています。

「選択してください」の表示

これが邪魔です。勘定科目を入力する欄を選択したら消えればいいのに、わざわざ一度選択して消さなければなりません。

さらに、勘定科目を入力するときに日本語で入れなければいけないのも面倒です。

マネーフォワードクラウドやfreeeはローマ字で入力候補がでてきます。例えば「旅費交通費」の場合は「r」と打てば候補が出てきます。これにより半角全角を切り替えないで伝票打ちができるから楽です。

弥生オンライン スペック一覧

サービス名称 やよいの青色申告オンライン 弥生会計オンライン
用途 個人事業主用 法人用
取引データの自動読込
銀行・信用金庫 個人法人計:1303行(インストール版も含む)
クレジットカード 49社(インストール版も含む)
その他・webサービス等 調査中
仕訳
一括登録 可能
自動提案 対応
自動登録 無し
簡単手入力 対応
振替伝票入力 対応
レシート読み取り アプリで対応
料金
無料でできること 最大2ヶ月間無料(制限付き)
プラン・料金

(税抜)

セルフプラン:
初年度無料
2年目以降年額8,000円

ベーシックプラン:
初年度年額6,000円
2年目以降年額12,000円

セルフプラン:
年額26,000円

ベーシックプラン:
年額30,000円

アカウント増設 1名までは基本料金内
(2名以降は別途料金)
モバイル
ブラウザ対応 調査中
アプリ対応 仕訳登録などの経理業務にも対応
その他
データのインポート 弥生インポート形式
CSVファイル
txtファイル
データのエクスポート 弥生インポート形式
CSVファイル
txtファイル
請求書の発行 MISOCAで発行管理
(月5通まで無料)
給与計算 やよいの給与明細オンラインを使用(別途料金)
サポート セルフプラン:
サポート無し
(法人のセルフプランでは2ヶ月間チャット以外のサポートあり)

ベーシックプラン:
電話
メール
チャット
画面共有

インストール 不要
アップデート 無料
対応OS Windows, mac, iOS, Android
セキュリティ 256bit SSL
弥生オンラインはこんな人におすすめ
  • 経理について質問できる人がいない
  • 同じ画面を見て教えてほしい
  • 個人事業で経理や弥生の操作は大丈夫なので安く使いたい

ケイリー・オッジ

弥生会計オンライン、やよいの青色申告オンラインが気になった方は、初年度無料でお得に始められるプランもありますので、公式サイトで詳細をぜひ確認してみてください。

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